ガーデニングを楽しんでいると「この植物を自分の手で増やせたらいいな」と思う瞬間があります。
苗を買うのももちろん楽しいですが、挿し木で増やすことができれば愛着もひとしお。
私はこれまでに、パキラ・ガジュマル・ドラセナの挿し木に挑戦しました。
結果から言うと、成功したのはガジュマルだけ。でも失敗も含めて学びが多く、植物との距離がぐっと近づいた気がします。
挑戦したきっかけ
観葉植物は成長が早く、枝が伸びすぎて形が崩れることもありますよね。
「剪定した枝を捨てるのはもったいない…」と思ったのがきっかけで、挿し木に挑戦してみました。
「挿し木は初心者でもできる」とよく言われていますが、実際にやってみると意外と奥が深かったです。
実際にやった手順
- 元気な枝をカット
伸びすぎた部分をハサミでカット。清潔にするため、ハサミはアルコールで消毒しました。 - 切り口を整える
斜めにカットして水の吸い上げをよくし、余分な葉を落として蒸発を防ぎます。 - 水挿しで管理
いきなり土に挿すのは不安だったので、まずは水挿しからスタート。
明るい日陰に置き、毎日水を替えて様子を観察しました。
挿し木の経過と結果
- パキラ
最初の数日は元気そうに見えましたが、1週間ほどで葉がしおれ始め、そのまま枯れてしまいました。
根が出る前に体力を失ってしまったようです。 - ガジュマル
切り口から白い根がニョキニョキ!2週間ほどで根が出てきて、土に植え替え成功。
今でも元気に育っていて、唯一の成功体験となりました。 - ドラセナ
見た目はしばらく元気そうに見えましたが、根が出ないまま時間が過ぎ、気づいたら茎が茶色く変色…。
残念ながらこちらも失敗。
挿し木をして感じたこと
- 同じ「挿し木」でも、植物によって成功率が大きく違う。
- ガジュマルのように生命力が強い種類は初心者でも成功しやすい。
- パキラやドラセナは環境や方法を工夫しないと難しい印象。
正直、失敗するとガッカリしますが、成功したときの喜びは格別でした。
「自分の手で増やせた!」という実感が植物への愛着をさらに深めてくれます。
まとめ
今回の結果は、
- パキラ → 失敗
- ガジュマル → 成功
- ドラセナ → 失敗
と三者三様でした。
でも、失敗も含めて良い経験。次はルートン(発根促進剤)や赤玉土などを使って、もう少し条件を整えて再挑戦してみたいと思っています。
ガーデニングは「成功も失敗も楽しむこと」が大事。
これからも挿し木に挑戦して、少しずつ自分なりのコツを見つけていきたいです。
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