大学1年から2年生の学年末までの学生時代、僕は100円ショップダイソーで2年間アルバイトをしていました。
かなり小さな店舗だったですが、売上はエリアの中でもかなり高かったようでした。
元々、整理整頓が好きでダイソーでは工具コーナーを担当させてもらっていました。
書きながら、懐かしい気持ちになっています。
約20年前の話になるので、今は仕事内容が変わってきているかもしれませんが、
品出し、レジ、売上管理、接客・・・と、営業に関わるすべてのことを体験させていただきました。
品出し
整理整頓が元々好きだったこともあり、品出しの仕事はとても好きでした。
隙間を埋めるように、商品を陳列させるのですが微妙に隙間ができてしまい何度も場所を変えて
隙間を埋めていました。綺麗に収まると、「よっしゃ」といういう達成感が生まれました。
レジ
当時はpaypayやクイックペイなどの支払い方法はなく、現金のみでした。
精算方法は一択でしたが、現金を常に扱うので営業終了後の精算業務時に過不足がないか、
出勤する日は毎回ヒヤヒヤしたものです。逆に、過不足0だった時は、気持ちよく終業できてました。
売上管理
営業開始前のミーティングで、前年度の売上を共有し前年比を超える売上を目指そうと確認しあいます。
営業終了後、その日の売上を算出して前年度と比較。季節ものやその時の流行などにより、前年比を超えたり、下回ったり。トレンドや新商品によって大きく変化することをここで学びました。
接客
品出し中、レジ担当中、お客様に声をかけられます。「あれってどこですか?」「これってどうやって使うの?」など、いろいろな質問を投げかけられました。すごい数の品があるダイソーで狭い店舗でしたが、入荷している商品はほとんど出していました。なので、初めてしばらくは声をかけられるとすぐに回答できず、「少々お待ちください・・・」と言って先輩に聞いて回答するということがほとんどでしたね。先輩は先輩の業務があるから、営業中や開店閉店前に陳列棚を回って「あれどこですか?」問題には自分ですぐに答えられるようにしたいと思い必死で覚えたことが懐かしいです。
2年間という短い期間でしたが、100円でこんなことができるんだという感動をたくさん感じました。
その他に、
・安く仕入れて高く売ること→商売の基礎的な考えを学ぶことができた
・いろんな商品があって、それを活用して整理整頓術を編み出した
・接客を通して探していたものを一緒に見つけることで、お客さんの悩み事を解決できて笑顔にできた
・品出しを通して、隙間を作らずに密集させて陳列することで「圧倒感を出す」ことを学び、隙間がないようにするためにテトリスのように埋めていって頭の中をみっちり埋められるようになった
こう振り返ってみると、一つのアルバイトでも色々なスキルを身につけることができてたんだなって思います。バイトをただのお金を稼ぐための時間ととらえず、自分を成長させる場、スキルを身につけられる場と捉えて向き合っていくのはとても大事だなって感じます。
アルバイトをしていた時は、結構収納グッズ買い込んで、いろんな場所を整理整頓しては喜んでました。今はだいぶ落ち着いてきました笑 そのおかげで、家でも職場でも、整理整頓は意識してしてしまいますね。
今回は、学生時代のアルバイトについて書いてみました。
バイトじゃなくて、社員として働いている仕事においても、今やっている目の前のことでも
そこにどんな意味を見出すかで、その時間の価値が変わってきます。
一瞬一瞬を精一杯生きることは大事です。でも、24時間全てに意味を見出そうとしたら、ただ疲れてしまいますね。だから、バランスをとって生きていきたいですね。
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