夏になると欠かせない、ベランダの植物への水やり。
特に夏休み期間は仕事の勤務時間が変わり、朝に水やりができない日もあります。以前、水やりができずに植物を枯らしてしまったこともありました。
そこで欲しくなったのが「自動散水機」です。
ちょうど誕生日が近かったこともあり、妻から「誕生日、何が欲しいの?」と聞かれて、散水キットを選びました。
ところが、商品が届いて設置しようとしたとき、
「え、これ自動じゃないの?」
僕が選んだ散水キットには、時間を設定して水を出したり止めたりするタイマー機能がありませんでした。
それでも、せっかく買ってもらった散水キット。
ミスト、ひまわり9鉢への点滴、2階から1階への散水と、使い方を変えながら試してきました。
この記事では、実際に使って分かった便利なところ、うまくいかなかったところを写真とともに紹介します。
自動散水キットを購入した理由
購入した一番の理由は、夏の朝の水やりを自動化したかったからです。
僕は普段、朝にベランダの植物へ水やりをしています。
ところが夏休み期間になると仕事の勤務時間が変わり、いつもの時間に水やりができないことがあります。
以前、それで植物を枯らしてしまったこともありました。
「仕事に行っている間も、自動で水やりできないかな?」
そう考えていた頃、ちょうど誕生日が近づいていました。
妻から、
「誕生日、何が欲しいの?」
と聞かれ、僕が希望したのが散水キットでした。
「自動散水」ならタイマー付きだと思っていた
僕が思い描いていたのは、
「朝7時に散水開始 → 数分後に停止」
まで自動でやってくれる仕組みです。
ところが、購入したキットは違いました。
蛇口から細いホースを伸ばし、点滴ノズルやミストノズルを使って複数の場所へ水を送ることはできますが、キット単体にはタイマー機能がありません。
購入前の僕は、「自動散水=時間まで自動」だと思い込んでいました。
今なら、留守中や仕事中の水やりまで自動化したい場合は、商品名だけでなく散水タイマーの有無を確認します。
タイマーはありませんでしたが、
「せっかく買ってもらったから、どんな感じになるか使ってみよう」
と、まずは付属のミストノズルを試しました。
ミストノズル約12個をベランダに設置してみた
最初に考えたのは、
「葉水にはなるかな?」
「一斉に水をかけられたら楽かな?」
という使い方です。
そこで、ベランダの棚全体に約12個のミストノズルを設置しました。
設置には約1時間
鉢のサイズや配置、蛇口からの距離を確認しながら、必要な長さにホースを伸ばして接続していきました。
作業時間は記憶している範囲では約1時間。
設置自体は、思っていたほど難しくありませんでした。
そして蛇口を開けると、約12個のノズルから一斉に水が出ます。
「おお、ちゃんと全部から出た!」
自分で配置したノズルから水が出た瞬間は、素直に嬉しかったです。
葉水・打ち水には使えた。でも水滴は粗かった
ベランダの棚全体を一気に濡らせるので、僕は葉水や夏の打ち水のような感覚で使っていました。
ただ、気になったのがミストの細かさです。
僕が想像していた霧のようなミストではなく、思っていた以上にしっかり濡れました。
夏の間はそのまま使用し、シーズンが終わったところで撤収。
現在の僕なら、ミストについてはもっと細かな霧が出るものを選びます。
ひまわり9鉢には点滴ノズルを使ってみた
翌年は、ミストではなく点滴ノズルを使いました。
きっかけは、妻の、
「花がきれいに咲いているベランダがいい」
という一言です。
それなら夏のベランダにひまわりをたくさん咲かせてみようと、白いプランターを並べました。
今度は鉢へ直接水を届けるため、9鉢に1個ずつ、合計9個の点滴ノズルを設置しました。

9個の水量を揃えるのに苦戦
蛇口を開けると、それぞれのノズルから水が出ます。
ところが、水量がなかなか揃いません。
僕の設置では、蛇口に近い場所では比較的多く、離れた場所では少ない。中にはほとんど出ないノズルもありました。
赤い点滴ノズルを一つずつ回して調整します。

「あっちを増やしたら、こっちが減った」
ということも。
9鉢すべてに同じくらいの水を出すのは難しかったです。
その後、ひまわりの栽培が終わったタイミングで撤収しました。
現在は同じ場所でコスモスを育てているので、次の点滴散水では配置や調整方法も変えて再挑戦してみます。
抜けた接続部分は結束バンドで固定
使い始めた頃は、水を出したときにホースの接続部分が抜けることもありました。
主に、黒いホース同士の接続部分と、黒いホースと点滴ノズルの接続部分です。
そこで今年、ひまわりに設置するときは、接続部分を結束バンドで固定しました。

一つひとつ取り付けるのは手間でしたが、固定してからは抜けませんでした。
これはやってよかった対策です。
現在は2階から1階への散水に活躍
現在も続けているのが、2階の蛇口から1階までホースを伸ばす使い方です。
1階ではミニトマトと大葉を育てていたため、最初はそれぞれに点滴ノズルを設置しました。
そこで2階の屋外蛇口に細い黒いホースをつなぎ、そのまま1階まで伸ばしました。

2階で蛇口を開けると、1階まで水が流れます。

9個では苦戦した水量調整も、2個なら僕の場合はやりやすく感じました。
ジョウロを1階まで運ばなくていい
この使い方で一番便利なのが、
「2階から1階までジョウロを持って移動しなくていいこと」
です。
散水時間はだいたい5分ほどですが、その日の様子を見ながら変えています。
現在は管理方法を変え、ミニトマト側を閉じて大葉だけに使用しています。

購入前には考えていなかった使い方ですが、離れた場所まで水を届けられることが、今ではこのキットの大きなメリットになっています。
別のミスト商品を職場で使って違いを感じた
自宅の付属ミストとは別に、職場で暑さ対策用のミスト商品を使う機会がありました。
こちらは植物への水やりではなく、屋外での暑さ対策・冷却用として使用しています。
実際に使ってみると、ミストの細かさがかなり違いました。
霧のように細かく、近くにいても気持ちいい。
取り付けも簡単で、使用中に接続部分が外れることもありませんでした。
実際に両方を使った僕なら、細かなミストを出したい場合はこちらのタイプを選びます。
ただし、僕が経験しているのは暑さ対策としての使用です。植物への散水には使っていません。
職場で実際に使っているのが、このミストシャワーです。
自宅の散水キットに付属していたミストよりも霧が細かく、暑さ対策として使ったときも気持ちよく感じました。
細かなミストを使いたい方は、商品内容を確認してみてください。
実際に使って分かったこと
この散水キットを使って良かったのは、鉢の配置に合わせてホースを伸ばし、離れた場所まで水を送れることです。
一方で、設置や水量調整には思っていた以上に手間がかかりました。
僕にとっては、取り付ければ終わりの道具ではなく、自分の環境に合わせて調整しながら使う道具でした。
自動散水キットを使った僕の評価は75点
ここまで使ってきて点数をつけるなら、75点です。
点滴ノズルやホースの自由度にはかなり満足しています。
一方、付属ミストは僕が求めていた細かさではなく、最初に期待していたタイマー機能もありませんでした。
もし今、何も持っていない状態から選び直すなら、同じタイプではなくタイマー付きの商品を探します。
できれば、点滴散水ができて、細かなミストも使えるものが理想です。
ただ、今持っている散水キットを手放したいとは思いません。
誕生日に買ってもらったものですし、実際に便利な使い方も見つかりました。
「今あるものは使い続けたい。でも、ゼロから選び直すなら別の商品を選ぶ。」
これが、実際に使ってきた僕の評価です。
僕が実際に使っているのが、この自動散水キットです。
点滴ノズルやホースを使って、複数の鉢や蛇口から離れた場所まで水を送りたい方は、商品内容を確認してみてください。
この散水キットが向いている人・向いていない人
向いている人
・蛇口から離れた場所へ水を送りたい
・複数の鉢へ一度に散水したい
・鉢に合わせて自由にホースを配置したい
・自分で設置・調整するのが苦にならない
別の商品も検討したい人
・時間まで含めて水やりを自動化したい
・細かなミストを重視する
・設置や調整に手間をかけたくない
散水キットを選ぶときは、自分がどこまで自動化したいのかを最初に確認しておくと、商品を選びやすくなると思います。
今後は散水タイマーを追加してコスモスで再挑戦したい
次に試してみたいのが、散水タイマーとの組み合わせです。
現在育てているコスモスへの点滴散水に再挑戦するときに、タイマーも追加できないか考えています。
ただし、僕はまだ散水タイマーを使ったことがありません。
そのため、現時点では特定の商品をおすすめせず、実際に導入してから使用感を確認したいと思っています。
うまくいったことも、失敗したことも、この記事に追記します。
まとめ|手間がかかるからこそ愛着もわいた
最初に思い描いていた使い方とは違った散水キットでしたが、使い続けるうちに、自分なりの活用方法が見つかりました。
特に今では、離れた場所へ水を送れることに便利さを感じています。
ホースをつないだり、水量を調整したり、抜けないように固定したり。
手間もかかりました。
でも、自分で考えて設置したものから狙った通りに水が出ると、ちょっと嬉しい。
「手間がかかる分、愛着もわいてきました。」
これからも点滴散水には使い続けながら、次は散水タイマーにも挑戦してみます。


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