ガーベラの花が2つくっついた?|珍しい「帯化現象」とは?実体験レポート

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はじめに


我が家では、ベランダでガーベラを育てています。
このガーベラは、子どもたちのピアノの発表会の舞台に飾られていた花を、終了後にいただいたのがきっかけです。

もともと妻がガーベラ好きということもあり、
「せっかくだから育ててみよう」と始めたのが最初でした。

冬を越すたびに枯れてしまうことも多かったのですが、
光・水やり・肥料などを工夫しながら、少しずつコツを掴み、
気づけば4年目を迎えました。

そして今年、ついに4年ぶりに花芽がついたんです。


ガーベラの花が「2つくっついている」?

咲いた花を見てびっくり。
なんと、1本の茎から2つの花がくっついて咲いていたのです。

最初は「病気かな?」と不安になりましたが、
最近新しく迎えた株でも同じような花が咲いていたため、
どうやら古い株や株分けの影響ではなさそう。

そこで調べてみると、この現象にはちゃんと名前があることが分かりました。


「帯化(たいか)現象」とは?

「異常な花をつけるガーベラは、花柄や花が異常でも、葉が正常で株の生育が普通であれば病気ではありません。これは、帯化現象と呼ばれ、茎が平たく変形する自然現象です。」

帯化とは、茎が帯のように平たく変化することで、
ガーベラの場合は「2つの花がくっついて見える」ことがあります。

この現象は、

  • 特定の品種(巨大輪系など)で発生しやすい
  • 一時的で、次の花は通常どおり咲くことが多い
  • 病気ではなく、あくまで自然な変化

とのこと。

つまり、安心して観察して大丈夫なんですね。


我が家のガーベラとこれまでの成長

4年かけて育ててきた株は、葉が細く、色も薄めでしたが、
環境を整えることで少しずつ元気を取り戻しました。

  • 冬越し対策:明るい場所+水控えめ+寒風を避ける
  • 春からの管理:日当たりの良い場所に移動し、液体肥料を適度に使用

こうしたケアを重ねて、久しぶりの開花。
しかも、まさかの「双子花」。
植物の生命力と不思議さを改めて感じる瞬間でした。


株分けで増やす楽しみ

我が家のガーベラたちは、株分けで増やしたものです。
同じ親株から分けても、それぞれ個性があり、花の咲き方や色も微妙に違います。

「花を咲かせる」だけでなく、
「株を増やして次の世代を育てる」楽しみがあるのも、
ガーベラの魅力のひとつです🌼


まとめ

ガーベラの花が2つくっついて咲く「帯化現象」は、病気ではなく自然な変化です。
珍しい現象に出会えたら、ぜひ写真に残して観察してみてください。

ガーベラは、しっかり環境を整えれば何年も楽しめる植物。
株分けで増やしながら、自分だけのガーベラコレクションを作るのもおすすめです。


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