結論:観葉植物の水挿しは、根が出たら終わりではありません。
私はこれまで、パキラ・ガジュマル・ドラセナなどで水挿しを経験してきました。パキラは発根する前に失敗。ガジュマルとドラセナは実際に根を出すことができました。
ところが、発根したからといって、そのまま元気に育つとは限りませんでした。
特に印象に残っているのがガジュマルです。水挿しではしっかり根が出たものの、土へ植え替えてから2〜3か月ほどで枯れてしまいました。
この記事では、初心者だった私が実際に観葉植物を水挿しして、発根から土への植え替えまで経験して分かったことを紹介します。
観葉植物の水挿しを始めたきっかけ
観葉植物を育てていると、成長とともに枝が伸びて、剪定が必要になることがあります。
そんなときに思ったのが、「せっかく切った枝を、そのまま捨てるのはもったいない」ということでした。
切った枝から新しい株を育てられたら面白い。そう思って、水挿しに挑戦するようになりました。
ただ、土の中では根が出ているのか分かりません。初心者だった私には少し不安だったため、まずは根の様子を目で確認できる「水挿し」を選びました。
今振り返ると、これが私にとって観葉植物を「増やして育てる」ことのスタートだったと思います。
私が実際に行った水挿しの方法
水挿しをするときは、できるだけ状態の良い枝を選びました。
枝を切ったあと、切り口を斜めにカットし、水に浸かる部分の下葉を取り除きました。その後、水を入れた容器に枝を挿して管理しました。
置き場所は、2階ベランダの直射日光が当たらない明るい場所です。水は毎日交換しながら、根が出てくるのを待ちました。

水挿しをした正確な年月や当時の気温までは記録に残していません。そのため、この記事では覚えている実際の経過を中心に紹介します。
パキラ|約10年前の水挿しは発根せず失敗
パキラの水挿しに挑戦したのは、今から約10年前です。
一節ずつ切ったパキラを3本、水に挿して発根を待ちました。
最初のうちは葉も残っていたため、「このまま根が出るのでは」と期待していました。しかし、結果は3本とも発根することなく失敗しました。
当時インターネットで調べた際に、一節だけでは難しく、2〜3節ほど残した茎を使うという情報を見つけました。それを読んだ私は「一節だけでは無理なんだ」と思い、その後長い間、パキラの水挿しには挑戦しませんでした。
ただ、この約10年前の失敗には、比較できる記録が残っていません。季節、水温、枝の状態なども分からないため、「一節だったから失敗した」と原因を断定することはできません。
そして約10年後、この経験につながる出来事がありました。2026年、職場で育てていた別のパキラを一節だけ水挿ししたところ、今度は実際に発根しました。このとき使用していたのがメネデールです。
約10年前の失敗と2026年の再挑戦については、メネデールを使ってパキラを水挿しした実体験で詳しく記録しています。
ガジュマル|約2週間で発根。しかし土植え後に枯れました
ガジュマルでは、水挿しから実際に発根を確認することができました。
水挿しを始めてから約2週間。茎から白い根が伸びてきました。
初めて根を確認したときは、「本当に切った枝から根が出るんだ」と嬉しかったのを覚えています。
そのまま水挿しを続け、根が2〜3cmほどまで伸びたところで土へ植え替えました。

ここまでは「成功した」と思っていました。
ところが、土へ植え替えてから2〜3か月ほどで、このガジュマルは枯れてしまいました。
水切れだった可能性も考えていますが、当時の詳しい記録が残っていないため、原因は分かりません。
この経験から強く感じたのが、「発根した=水挿し成功」で終わりではないということです。
水の中で根を出すところまでは成功しても、その後、土の環境で新しい株として育っていけるかは別の段階でした。
ドラセナ|水挿しでしっかり発根しました
ドラセナでも水挿しを行い、こちらも実際に発根を確認することができました。

この写真のドラセナは水挿しで発根しましたが、その後は枯れてしまいました。
その後、定期便サービスのBloomeeで届いた別のドラセナでも水挿しをしています。こちらもかなり根が出たため土へ植え替え、現在はベランダで管理しています。

現在も枯れずに育っていますが、水挿し当時からサイズはそれほど変わっていません。葉先や葉の一部には茶色く傷んでいるところもありますが、新しい葉も出ています。
水挿しで発根して土へ植え替えたからといって、すぐに大きく成長するわけではないことも、実際に育てて分かりました。それでも、水挿しから育てた株が現在も残っているのは嬉しいところです。
なお、最初に掲載した発根写真のドラセナと、現在ベランダで育てているドラセナは別の株です。どちらもBloomeeで届いたドラセナを使って水挿ししたものですが、最初の株はその後枯れています。
水挿しをして分かったのは「発根」と「その後」は別ということ
最初に水挿しを始めた頃は、「根が出れば成功」と考えていました。
実際に白い根が伸びてくると、それだけで新しい株ができたような気持ちになります。
しかし、ガジュマルではしっかり発根したあとに土へ植え替え、2〜3か月ほどで枯れてしまいました。ドラセナでも、発根を確認できた株がその後枯れた経験があります。
この経験から、今は水挿しを2段階で考えるようになりました。
- 第1段階:水挿しで発根させる
- 第2段階:土へ植え替えたあと、新しい環境に定着させる
少なくとも私の経験では、第1段階をクリアしたからといって、第2段階まで必ずうまくいくわけではありませんでした。
だからこそ今は、根が出た瞬間だけを見るのではなく、その後どう育ったのかまで記録することが大切だと感じています。
初心者だった私が水挿しで意識した3つのこと
これまでの経験から、水挿しをするときに私が意識しているのは次の3つです。
- できるだけ状態の良い枝を使う
- 直射日光を避けた明るい場所で管理する
- 水を交換しながら、根が出るまで焦らず待つ
私の場合、水は毎日交換していました。切り口は斜めにし、水に浸かる部分の下葉も取り除いています。
ただし、同じように管理しても、植物の種類や枝の状態によって結果は変わると感じています。
また、ガジュマルの経験から、発根後は「根が出たから大丈夫」と安心せず、土へ植え替えたあとの水管理や株の変化を見ることも重要だと感じました。
約10年前に失敗したパキラに、もう一度挑戦しています
この記事で紹介したパキラの水挿しから、約10年。
長い間「一節だけのパキラでは無理なんだ」と思っていましたが、2026年に職場のパキラを一節だけ水挿ししたところ、今度は根が出ました。
このとき、水にはメネデールを入れていました。
ただし、メネデールを使わなかった比較対象がないため、「メネデールのおかげで発根した」と断定することはできません。
それでも、この発根をきっかけに、現在は自宅でも一節だけのパキラ水挿しに再挑戦しています。
約10年前の失敗から現在の再挑戦までの経過は、メネデールを挿し木・水挿しに使ってみた実体験で随時更新しています。
まとめ|根が出たあとまで見届けるのが水挿し
観葉植物の水挿しを何度か経験して、私の中で「成功」の考え方が変わりました。
以前は根が出れば成功だと思っていました。しかし、ガジュマルはしっかり発根して土へ植え替えたあと、2〜3か月ほどで枯れてしまいました。ドラセナでも、発根した株がその後枯れた経験があります。
一方で、別のドラセナでは水挿しから発根し、土へ植え替えたあとも現在まで育てることができています。
そして約10年前に発根させられなかったパキラにも、2026年になって再び挑戦しています。
水挿しは、切った枝から白い根が出てくる瞬間がとても面白い栽培方法です。でも、本当に難しいのはその先なのかもしれません。
これからも「根が出た」で終わらせず、その株がその後どう育ったのかまで記録していきます。




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