【体験談】過眠症(ナルコレプシー)と向き合ってわかった「睡眠の大切さ」

はじめに

みなさんは「眠気」で困ったことはありませんか?
夜はしっかり寝ているのに、日中に強い眠気が襲ってくる。大事な会議や試験、やりたいことに集中している場面で突然まぶたが重くなる。そんな経験を繰り返すと、「自分は怠けているんじゃないか」「本気じゃないから眠くなるんだ」と、自分を責めてしまう人も少なくないと思います。

僕自身もその一人でした。実は「過眠症(ナルコレプシー)」という睡眠障害を持っていることに気づかず、長い間「意志が弱いせいだ」と自責の念に苦しんでいました。


過眠症に気づくまで

症状が出始めた頃は、ただ「眠気が強い人」だと思っていました。ところが、普通の眠気とは違い、大事な時に限って強烈に眠くなるのです。集中したいのに頭が働かない。気合いでどうにかしようとしても、どうにもならない。

「本当にやりたいなら眠くならないはず」
「自分は本気じゃないのかもしれない」

そう考えては落ち込み、やりたいことさえも諦めそうになったこともあります。

転機になったのは、睡眠について真剣に調べ始めたことです。医学的な情報に触れるうちに「ナルコレプシー」という病気の存在を知り、自分の症状と重なる部分が多いことに驚きました。思い切って睡眠外来を受診し、睡眠日誌をつけながら検査を進めると、医師から「過眠症の傾向がある」と説明を受けました。その瞬間、長年の謎が少しずつ解けていく感覚がありました。


知識と工夫で生活は変わる

過眠症に即効で治る薬はありませんが、知識と工夫で生活は大きく改善できると実感しています。

  • 睡眠のリズムを一定に保つ
  • 昼寝を「15〜20分」だけとる
  • 睡眠日誌で自分の傾向を把握する
  • 医師と相談しながら薬や生活習慣を調整する

これらを意識することで、眠気に振り回される感覚が和らぎました。「工夫すれば自分でコントロールできる部分がある」と気づけたのは大きな収穫でした。


睡眠で悩む人へ伝えたいこと

僕が一番伝えたいのは、眠気や睡眠の悩みは意志の弱さではないということです。
そして、知識と実践を積み重ねれば必ず改善の道が開けるということです。

悩んでいるなら、ぜひ専門医を訪ねてください。正しく理解するだけで心が軽くなります。そして生活の中で少しずつ、睡眠を整える工夫を試してみてください。


まとめ

僕はナルコレプシーに気づくまで、自分を責め続けてきました。けれども今は、「眠気と闘うのではなく、理解し付き合うこと」が大切だと思えるようになりました。

もしこの記事を読んで「自分も同じかもしれない」と感じたら、一人で抱え込まずに一歩踏み出してください。

睡眠は知識と実践で必ず改善できます。あなたは決して一人ではありません。

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この記事を書いた人
tkstyle626

1983年東京都生まれ。
妻、子二人、持ち家あり。
児童福祉の仕事を10年以上続けています。
子どもの居場所を確保するために働いてきました。
子どものためにということだけで走ってきましたが、
2017年に病気から3ヶ月休職したことをきっかけに、
生き方について考えるようになりました。
僕が実際に体験したことを
ありのままに書いていきたいと思います。
プロフィールの詳細は↑の「tkstyle626」を
タップしてみてください。

それでは、読んでくださった皆さんの悩みが
少しでも解消できますように。

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